ダブ材の色と質感による釣果の差|マテリアル選びで変わるフライの完成度
「同じパターンなのに、なぜこっちは食わない?」
そんなとき、見直すべきなのが**“ダブ材の色と質感”**です。
フライフィッシングで使用するダビング材(ダブ材)は、単に「ボディを形成する繊維」ではなく、光の反射、水中姿勢、浮力、沈下速度にまで影響する重要な要素。
本記事では、代表的なダブ材の素材・色・質感による釣果の差を、実釣に即して解説します。完成フライ選びにも活かせる実践的な内容です。
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ダブ材とは?フライの生命感を作る要の素材
ダブ材(ダビング材)とは、フライの胴体部(ボディ)を形作る繊維素材のこと。
以下のような役割を持ちます:
- 色によって「特定の昆虫」を模す
- 質感で「水中の動き・水押し・空気感」を演出
- 撚り方や密度で「浮力・沈下速度」を調整
つまり、ただの色付き繊維ではなく、“釣れる演出”を支える核素材です。
ダブ材の色が釣果に与える影響
● 色選びは「虫の同定」+「水質・光量」に注目
| 水中環境 | 有効な色 |
|---|---|
| クリアウォーター(澄んだ水) | ナチュラルグレー、オリーブ、ダークブラウン |
| マッディウォーター(濁り) | ブラック、フラッシャー入り、蛍光系カラー |
| 曇天・夕方など暗い光量 | コパー系ブラウン、シナモン、チャートリュース |
特に「春〜初夏のカゲロウ期」では、グレイッシュなオリーブやモスカラーが鉄板。
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ダブ材の質感が水中挙動に与える違い
質感は主に「ファイバーの細さ・張り・撥水性」によって以下のように分類できます。
| 質感 | 主な素材 | 特徴 | 向いているパターン |
|---|---|---|---|
| ソフト(柔らかく、滑らか) | ビーバー、スーパー ファイン | 撥水性高く浮きやすい | ドライ・CDCピューパ系 |
| ハリのある粗め | アザラシ、ヘアズイヤー系 | 水中で動きが出やすい | ニンフ、ピューパ、ソラックス系 |
| 光沢感の強いタイプ | アイスダブ、アトラクター素材 | 光を反射して視認性UP | アピール系フライ、濁り時に◎ |
※ファイバーが粗いと水を含みやすく、沈下が早くなる傾向にあります。
実釣例に学ぶ|ダブ材による“見切られる or 食わせる”の差
✅ 春先、クリアな渓流で
→ オリーブ系のスーパー・ファイン素材で作ったピューパは反応◎。
→ 反対に、同型で光沢素材を使ったフライはスレやすく反応が鈍る。
✅ 夏場の濁り気味の本流筋で
→ アザラシダブ+ホットスポット付きのニンフが有効。
→ 同じパターンでも、柔らかいナチュラルダブではアピール不足になる。
これらは**“魚に何を見せるか”を操作する材料の選択による違い**です。
ダブ材×完成フライ選びの戦略
完成フライを選ぶ際、素材にまで明記されている商品なら、目的に合わせた選び分けが可能です。
| 狙い | おすすめ素材・質感 | 備考 |
|---|---|---|
| 表層〜水面直下での繊細な釣り | スーパー・ファイン、ビーバー | 撥水力高く、浮力をキープ |
| 中層で自然に漂わせたい | ヘアズイヤー、ミックスダブ | 水に馴染みつつ自然に動く |
| 濁りや強流でアピールしたい | アイスダブ、スパークルダブ | 光沢で視認性UP、存在感あり |
👉 実績あるダブ材仕様の完成フライは、フライフィッシング│アートライズ で「素材・サイズ・使用目的」から検索可能。現場の状況に合わせた一本を、迷わず選べます。
まとめ|「色」と「質感」が釣果を決める
フライのボディ素材=ダブ材は、**色で虫の種類や環境に合わせ、質感で水中演出を変える“戦術の核”**です。
同じフックサイズ・パターンでも、ダブ材次第で「釣れる・釣れない」が変わることを、ぜひ実感してください。
👉 ダブ材の色・質感ごとに設計された完成フライは、フライフィッシング│完成フライ専門店アートライズ にて季節別・対象魚別にラインナップ。状況別に揃えておくことで、釣果は一段と安定します。
▼ フライフィッシングの基礎をもう一度おさらいしたい方はこちら
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