フライの着水後の流し方|初心者ができていない盲点
「うまくキャストできたのに、全く反応がない…」
それはもしかすると、着水“後”の操作が原因かもしれません。
フライフィッシングにおいて、キャスト直後から魚にフライを見せ終わるまでの“流れ方”は、釣果を大きく左右します。
この記事では、初心者が見落としがちな着水後の流し方の盲点と、釣れるための基本操作を具体的に解説します。
こちらの記事もオススメです。着水音を意識したプレゼンテーション|魚を驚かせずに食わせる投げ方とは?

着水=終わりではなく“始まり”である
キャストが決まっても、そこで気を抜いてはいけません。
魚がフライに反応するのは、流れている最中の姿勢や動きを見てからです。
● フライの姿勢が崩れていないか
● ラインが不自然なテンションを生んでいないか
● 流れに逆らう“抵抗”が出ていないか
多くの初心者は、フライが水面に落ちた時点で操作を止めてしまう傾向があります。
しかし、釣れる人は「着水の瞬間からフライの動きを最後まで管理」しています。
ドラグフリーを妨げる“ラインの無意識な緊張”
フライが自然に流れているように見えても、実際にはラインの微妙なテンションがフライの動きを歪めていることがあります。
これを「ドラグがかかる」と呼び、魚の違和感の原因になります。
● ロッドを高く構えすぎるとラインが引っ張られやすい
● ティペットが水面にベタっと乗っていると動きが止まる
● 無意識のラインテンションがフライの“速度”を狂わせる
ドラグフリー(自然な流れ)を得るには、ラインの動きを“抜く”意識が欠かせません。
着水直後のラインメンディングが成否を分ける
ラインの流れを補正する「メンディング」は、フライが不自然に引っ張られないようにするための調整動作です。
着水後すぐに1回のメンディングができるかどうかで、ナチュラルドリフトの成功率が変わります。
● ダウンストリーム時:上流側にラインを軽く持ち上げる
● アップストリーム時:ティペットが弛みすぎないよう軽く張る
● 流れの複雑な場所:複数回に分けてメンディングを行う
ここをおろそかにすると、せっかくのフライが“食えないもの”になってしまいます。
フライの流速と自然さを意識する
魚は“水面を自然に流れるもの”にだけ反応します。
つまり、フライの速度が流れより速すぎても遅すぎても見切られるということです。
● フライが流れに乗っているかを目視で確認
● 水面の泡や落ち葉と同じ速度かを比較する
● 必要に応じてロッド角度やラインテンションで微調整する
“自然さ”は最強の武器。
そのためには、フライの挙動を「放置」ではなく「観察と制御」する姿勢が大切です。
着水後の意識が変わると釣果が変わる
フライの選択やキャスト技術ばかりに目が行きがちですが、
実際には着水後の5〜10秒こそが魚の判断タイムです。
● フライの“自然な流れ方”に集中する
● ラインの挙動を抑える技術を磨く
● 「キャスト後こそ本番」という意識を持つ
これらを意識するだけで、同じフライでも結果が劇的に変わることを実感できるはずです。
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