カラーリングの心理学と魚の視覚の違い|釣れる色と人間の思い込み
「この色、かっこいいけど本当に釣れるの?」
そう思ったことはありませんか?
フライフィッシングで重要な要素のひとつがカラーリングですが、
私たち人間が「釣れそう」と感じる色と、魚が実際に「反応する」色はしばしば異なります。
この記事では、人間のカラー心理と魚の視覚の違いを比較し、
“釣れる色”の本質を明らかにしていきます。
シルエットが釣果に与える影響とは?魚がフライを見極める瞬間に注目せよ

人間のカラー選択には心理的バイアスがある
私たちが「このフライが釣れそう」と感じるのは、以下のような心理が働いています。
- 明るくて視認性が高い=釣れそう
- 自分が好きな色=安心できる
- SNS映えする色合い=「いい釣りができる」期待感
このようなビジュアル優先の選択は、時に魚にとっては“違和感の塊”にもなり得ます。
✅ 例:鮮やかな赤や青の派手なカラーは、私たちには魅力的でも、
低水温期やクリアウォーターでは魚が「危険色」として忌避することも。
魚の視覚構造は人間とまったく異なる
魚の眼は、人間とは異なる視野と色覚を持っています。
● 魚の色認識の特徴:
| 特性 | 内容 |
|---|---|
| 色の見え方 | 種類によって異なる(トラウト系は青~緑の感度が高い) |
| 明暗の判断 | コントラストでの認識が主(色より明暗の差) |
| 水中視界 | 水深・濁りで見える色が変化する |
| 紫外線感知 | 一部の魚はUV(紫外線)を感知できる |
例えば、トラウト類は青緑系・オリーブ・グレーなどの中間色に高反応。
反対に赤は浅場でしか認識できず、深場では「暗色化」します。
実釣でよくある「釣れないカラー」の落とし穴
✅ 春の澄んだ渓流で、視認性重視の蛍光ピンクフライを使った結果:
→ 反応が乏しく、ナチュラル系(グレイオリーブ)に変えるとすぐにバイト。
✅ 夏の濁り川で、ナチュラルなグレー系を使用:
→ 魚に見えておらず、逆に“視認性のあるチャートリュース”で連発。
このように、水質・光量・魚種ごとの視覚特性に応じた“魚目線のカラー選択”がカギとなります。
魚の視覚から逆算するカラー戦略
| 状況 | 有効カラー | 理由 |
|---|---|---|
| クリアウォーター・プレッシャー高 | オリーブ、グレー、ブラック | 輪郭がぼやけず自然に見える |
| 濁り水域・ローライト | チャート、ホワイト、パール系 | 高コントラストで目立つ |
| 夕方や逆光時 | シルエット強調色(黒系) | 逆光で目立つシルエット形成 |
| 高活性時 | 赤・ピンク・フラッシュ素材 | 視認性が高くリアクション誘発 |
👉 見せたい色ではなく、“魚が見える色”を使うことが釣果への最短ルートです。
完成フライ選びにおけるカラーの見極め方
完成フライを選ぶときは、「自分が気に入る色」よりも
対象魚・水質・季節に合った色設計かどうかがポイントです。
👉 実績に基づいたカラー設計で完成度の高いモデルを探すなら、
完成フライ専門店アートライズ を活用してください。
視認性・透過性・UV反応など、魚目線で設計されたカラーが多数揃っています。
まとめ|人が好きな色≠魚が反応する色
- 人間の視覚と魚の視覚はまったく違う
- “映える色”が釣れるとは限らない
- 釣果を安定させるには、水・光・魚種ごとの見え方を理解した色選びが不可欠
👉 魚にとって自然で違和感のないカラーリングの完成フライは、
フライフィッシング│アートライズ で選ぶと安心です。
見せたい色ではなく、“見せるべき色”を選びましょう。
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