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フライフィッシングのブログ「アートライズ」

渓流のトラウトの食性 水棲昆虫を理解しよう

【アートライズ】フライフィッシング ショップ

フライフィッシングの魅力の一つは、自然のリズムに合わせて釣りを行うことにあります。特に渓流での釣りでは、魚たちの主食となる水棲昆虫の理解が重要です。この記事では、フライフィッシングにおける水棲昆虫の役割と、より効果的な釣りを楽しむためのポイントについて紹介します。

水棲昆虫とフライフィッシング

渓流での釣りの基本は、魚たちが普段食べている水生昆虫を人工的に再現したフライを用いることです。この方法は「マッチ・ザ・ハッチ」と呼ばれ、釣り場でその時期に羽化している昆虫を観察し、それに合わせたフライを選択します。

トラウトが好む昆虫

トラウトなどの渓流魚は、その食事の90%以上を昆虫から得ています。年間を通じて好んで捕食する昆虫には以下のようなものがあります。

  • カゲロウ(メイフライ)
  • カワゲラ(ストーンフライ)
  • トビケラ(カディス)
  • ユスリカ(ミッジ)
  • ガガンボ
  • 陸生昆虫

これらは渓流の魚たちにとって重要な食源であり、フライフィッシングでこれらの昆虫を模したフライの使用は極めて効果的です。

昆虫の理解が鍵

魚たちの習性を知ることは大切ですが、それを上回る重要性がありますのが、水棲昆虫の生態に関する知識です。羽化時期や種類の確認は、効果的なフライ選択のために不可欠です。

羽化に注目する

フライ選択時には、その場所で実際に羽化している昆虫を観察しましょう。これにより、その日に最も効果的なフライを選ぶことができます。

フライフィッシングにおける水棲昆虫の理解と適切なフライの選択は、より豊かな釣り体験へと導きます。昆虫の生態を学び、自然との一体感を楽しみながら、釣りのスキルを磨いていきましょう。

カゲロウ(メイフライ)

■カゲロウハッチ表

  2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
マエグロフタオオカゲロウ                  
オオフタカゲロウ                
チラカゲロウ            
エルモンヒラタカゲロウ            
シロタニガワカゲロウ              
フタバカゲロウ      
ウスバコカゲロウ                
オオマダラカゲロウ                
アカマダラカゲロウ        
クロマダラカゲロウ              
モンカゲロウ                
フタスジモンカゲロウ              

カゲロウは「メイフライ」と呼ばれます。フライフィッシングは独特な用語や外来語が多く使われますので、徐々に知らない方は覚えていきましょう。

変態は、幼虫→亜成虫→成虫です。
フライフィッシングでは、ダン→スピナー→アダルトと呼びます。

【フライフィッシング用語】

イマージング・ピューパ:イマージャー状態では水面羽化型をイマージング・ピューパと呼びます。
イマージング・アダルト:イマージャー状態では水底羽化型をイマージング・アダルトという 。
フローティング・ピューパ:脱皮のため水面に浮かんだ状態をいう
ハーフィマージド・カディス:水面で浮かんだ状態からの脱皮行動をいう
イマージド・カディス:完全に脱皮した状態をいう
フラッタリング・カディス:脱皮して、陸にあがるまで水面を走り回る状態をいう
ダイビング・カディス:メスが産卵のために水中にダイブすることをいう
スティルボーン:イマージング状態からハッチ行動へと向かった個体が、何らかの理由により、
脱皮殻を引きずったまま飛翔できないで水面にとらわれている状態。やがて絶命する。

カワゲラ(ストーンフライ)

  2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
クロカワゲラ            
オナシカワゲラ            
ヒロバネアミメカワゲラ                  
ミドリカワゲラ          
アミメカワゲラ                
ウエノカワゲラ            
カミムラカワゲラ              
ヒメオオヤマカガゲラ          
フタツメカワゲラ            
モンカワゲラ                
オオヤマカワゲラ            
ミドリカワゲラモドキ              
ミツモンカワゲラ              
ヤマトカワゲラ                  
ユキクロカワゲラ                  
セッケイカワゲラ                  

(地域により多少の誤差があります。)

気温が暖かくなる春からハッチが始まります。夕方に産卵するので、夕方水面でゴソゴソしてます。よって、ドライフライで狙うなら夕方がオススメです。大きめの白いフライが定番です、

フライは、この昆虫をイミテーションする事が多いので是非理解しましょう。
※雨季や気温・ダムや汚染などにより時期が変わる場合もあります。

中々釣れるまで確信の持てない釣りです。しかし、羽化の時期などを知っていれば攻めるポイントが分かります。闇雲にキャスティングするよりも効率が良く釣果も上がるはずです。

トビケラ(カディス)

  2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
ヒゲナガカワトビケラ        
ニッポンヒゲナガ
カワトビケラ
       
アオヒゲナガトビケラ        
ウルマーシマトビケラ        
オオシマトビケラ        
キマダラシマトビケラ        
キマダラシマトビケラ        
アイシマトビケラ        
ウスバキトビケラ            
トビイロトビケラ            
クロモンエグリ
トビケラ
           
ヨツメトビケラ      
ホソバトビケラ            
マルバネトビケラ            
グマガトビケラ      
ムラサキトビケラ      

※地域により誤差があります。

カディスは省略名で、本来カディスフライと呼ばれ、日本語ではトビケラと言います。カディスはラーバ(幼虫)、ピューパ(蛹)、そしてアダルト(成虫)へと完全変態する水生昆虫です。
幼虫期の特性により5種類に分類されます。

  • フリーリビング・カディス
  • サドルケース・カディス
  • ネットスピニング・カディス
  • チューブケース・カディス
  • パースケースカディス

この5種類です。エルクヘアー・カディスは世界中で最も有名なパターンです。国内でもパイロットフライに使われる事も多く信頼させているフライ。

人によっては年中無休使う人もいるくらい万能です。冬以外は常に何らかの種がハッチしていますので、夕方のハッチに合わせて使うのでオススメです。

ユスリカ(ミッジ)

  2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
アカムシユスリカ                
セスジユスリカ            
オオユスリカ              
フユユスリカ                  

フライフィッシングとユスリカ(ミッジ)

フライフィッシングは、人工のフライ(釣り餌)を使って魚を釣る釣りの一形態であり、リアルな魚の餌の動きを模倣することで魚を誘います。この釣り方は、特に渓流釣りや湖での釣りにおいて人気があります。ユスリカ(ミッジ)は、そのフライの中でも特に重要な位置を占める存在です。

ユスリカ(ミッジ)とは

ユスリカは、非常に小さな昆虫で、成虫、幼虫、蛹の段階を経て成長します。水辺の環境では一般的に見られ、多くの魚の主要な食料源の一つです。そのため、フライフィッシングではユスリカを模倣した人工のフライが広く使用されています。

ユスリカ模倣フライの重要性

  1. 全年齢層の魚に対応: ユスリカは一年中見られるため、季節を問わずに魚がこれを餌として利用します。したがって、ユスリカ模倣のフライは年間を通して効果的です。
  2. 幅広い環境での有効性: ユスリカは湖、池、川、渓流など、さまざまな水域で見られます。これにより、ユスリカ模倣フライは多様な釣り場において有効な選択肢となります。
  3. 細かい観察が可能: ユスリカ模倣フライの使用は、魚の食性や環境に対する深い理解を促進します。小さなフライを使用することで、魚の微妙な反応や好みを観察しやすくなります。

フライ選択のヒント

  • 季節と時間: ユスリカの季節的な発生パターンと一日の中での活動時間を考慮して、フライを選択します。
  • 水質と色: 澄んだ水では透明感のあるフライを、濁った水ではより目立つ色のフライを選びます。
  • サイズの変化: 魚の反応に応じてフライのサイズを変更してみてください。時には非常に小さいフライが最も効果的な場合もあります。

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